K-POP漬けの年末

 2011年の年末は韓国の音楽番組にみっちり付き合って過ごした。なんだかしらないけど、向こうはすごいです。29日から連日、TV局3局がそれぞれ音楽番組をやるのだけど、それぞれ3時間とか4時間とか生でやるんですね。出演する歌手はだいたい共通していて、つまり同じ顔を連日生で見るわけだから、いやー向こうの歌手はほんとに馬車馬のように働かされてるなあと感心します。それも、演奏は多くが普段とは違うアレンジで、ダンスも普段とは別バージョン。持ち歌ではない洋楽カバーとかもやったり、別のグループとのコラボがあったり、当然それぞれにあの超ハイレベルのダンスがつくわけで、それを3日間、それぞれ違うのをやるわけです。その練習時間も考えると、あの人たちは一体いつ寝てるのかと。
 韓国のテレビ番組にはCMがないので(というか番組の最初と、1部と2部の間とかにまとめてやる)ドラマでも同じなのだけど、ブチ切られることがないのでショーとしてすごく見応えのあるものになってた。ほんとに、圧倒されるくらい。これに比べたら、日本の紅白は歌手にとって楽ちんだろうなあと思ってしまう。衣装を豪華にしているだけで、アレンジも振り付けも普段と同じことしてるわけだから。
 大晦日のMBCの番組は、夜中の2時までショーやってた…。

 出てる歌手がアイドル中心で、ほとんどが10代〜20代前半らしい感じなので、こういう活動の仕方ができるのは若い間だけなのかもしれない。しかし韓国が「世界に発信するK-POP」を推し進めているのは最近のことなので、これからどうなるか先はわからない。今のアイドルたちは数年間で総変わりしてしまうのかな? 第一、少し前のアイドルは今はどうしてるんだろう。歌謡番組ではそれらしい人たちはあまり見ないけれど。