花猫がゆく再訪4・大邸のリベラル

保守王国大邸の典型的市民である親戚たちの中にもリベラル(?)の人が一人だけいた。この人Mさんは大学の芸術関係の教授をしているので、そういう環境のせいもあるとは思うが、それよりも大きいと思えるのは、この人自身がマイノリティに近い立場だからだと…

花猫がゆく再訪3・大邸(テグ)というところ「全羅道の人間は汚い」の衝撃

大邸に到着してすぐ、まずは迎えに来てくれた親戚Yさんの車で女帝イモ邸に挨拶に行った。ここでYさん(イモの姪で70歳くらい)と女帝イモの交わしていた会話がまず、「やはりここは大邸…」と思わざるを得ないものだった。 ちなみに私、韓国語はある程度勉強…

花猫がゆく再訪2・大邱(テグ)というところ

この4~5年ほど、近くの韓国語講座に通っていた。先生は皆ネイティブの韓国人なのだけど、中に「この人、本当に性格が悪いな」と思う人が何人かいた。表面的な人当たりはいいのに底意地が悪く、他人が見てないところでは陰険な意地悪をするタイプ。とても嫌…

花猫がゆく再訪1

「花猫がゆく」というタイトルでネットに文章を載せたのはもう10年以上前になるのかな?当時はブログもSNSもなく、「ホームページをつくる」というアバウトな言い方で、簡単な時代だった。韓国の親族訪問した折にあったことを覚え書きとして、特に深い考えも…

韓国人の完全なる自己肯定

日本には自分を低く置いて謙遜する文化があって、そのためか自分に自信がない人が比較的多いと思う。私などは条件の悪い環境に生まれ育ったため未だに自己評価の低さに困ってるけど、そこまでひどくなくても、基本、出しゃばらずに遠慮がちなのが日本の人の…

「日本には抵抗の文化がない」

ベラルーシのノーベル賞作家スベトラーナ・アレクシエービッチという人が福島で多くの人にインタビューしたあと、東京外大での講演でこんなことを言っていたのをテレビで見た。 「私たちの国と同じく、日本には抵抗の文化がないと感じました」 日本は最もよ…

久々の更新

4年間放置してたのにブログまだ残っていて、ログインもできてちょっと驚き。はてなブログに移行したほうがいいのかもしれんけど、面倒くさいのでこのままで。はてなダイアリーありがとう。韓国に対して思うところ(まあ悪口)がたまってきたので、ロバの耳の…

사의 찬미「死の賛美」パダが歌ってた

KBS「不朽の名曲」にてパダがこの曲を歌っていた。物忘れがひどいので、昔調べたはずなのにこの曲のいわれをすっかり忘れてしまっていた。そもそも사의 찬미を「死のバラ」と思ってしまい(バラは장미)「死のバラ」で検索しても何も出てこなかった笑。「死…

「木嶋佳苗劇場」(宝島社) メモ

裁判記録プラス対談やエッセイなどを集めた本。木嶋佳苗に関する本は、今まで北原みのりの「毒婦」と佐野眞一が雑誌に掲載してたのを読んだことがあり、正直もう、ゲップが出る感じ。どれもこう、面白いんだけど読後感が悪く、すごく徒労感が残る。北原みの…

奉仕活動

- Q5.他の対外活動では探せない私たちの対外活動と恩恵があるならば? 1.参加者電源120時間奉仕活動確認書 発行 (最大8時間+15日 120時間) 2.参加者電源イタリア、フィレンツェ市庁功労賞発行 3.参加者電源韓国広報トゥレプルロ修了証発行 4.活動内容により…

「もし僕のパパがロックスターだったら」 本の感想と覚書

デヴィッド・ボウイの息子のダンカン・ジョーンズ(幼名?ゾウイ)は現在映画監督をしていて、なかなか評価の高い映画をつくっているということを昨年あたりに知り、デヴィッド・ボウイの息子として育つのって一体どういう感じなんだろうなあ、すげえ環境だ…

「オスカー・ワイルド」 映画の感想と覚書

昔のVHSビデオを整理してたら出てきた。1997年イギリス映画。ジュード・ロウが主要な役で出ているのにDVD化されていないのは同性愛を扱ってるからかな? 輸入DVDはアマゾンに売っていた。原題は「Wilde」。 映画はなかなか美しかったけれど、これどこまで史…

ロンドンオリンピック閉会式について

閉会式に年寄りのロックスターがたくさん出ていたと聞いて、「オリンピック 閉会式」でぐぐってみた。そしたら「オリンピック閉会式のNHK解説に批判殺到」みたいな記事が上にだーーっといっぱい出てきた。アーティストの演奏中にアナウンサーと解説者が無駄…

ピビンパの国の女性たち/伊東順子 本の感想

2004年発行の韓国についての本。「もう日本を気にしなくなった韓国人」とあわせて読んでみた。「疑問点の多い本だ」とamazonのレビューに書かれていたけれど、確かに「えぇー?そうかなあー」と突っ込まずに1ページも読み進めることが難しい。だから読むのに…

久々のマル激

いくつか見たい回があったので、久々にvideonews.comに入った(あまりにもM氏が嫌いなので、お金を払って見る気にはなれず普段は入っていない)。 「噂の真相」元副編集長の川端幹人氏の回が面白かった。編集長の岡留氏とは今まで3度ほど大ゲンカしたが、「…

マンション自治会というもの

マル激で神保&宮台が「マンションの自治会というものは日本人には本当に向かない」というようなことを言っていたことがある。じゃあ外国人はどうやって解決しているのか教えてほしい。 マンションの自治会というものに、今まで2ヶ所、行ったことがある。 1…

人間が一番えげつない

京都に住んでいた頃、ある単発バイトをして、そこでひとりの主婦の人と一緒に仕事することになった。暇な時間に少しおしゃべりをしたのだが、その人の言ったことが深く印象に残って、ずいぶん経った今でも忘れられない。私が大阪に住んでたことがあると言う…

もう1度、日本人の好きな言葉「どこでも同じ」「みんな同じ」についてつらつらと

日本人は自己責任論が好きと言われるが、ほんとはこっちのほうが好きなのだ。「どこでも同じ」「みんな同じ」「みんな大変なんだ、文句を言うな」。要するに、同じことを言ってるわけよね。みんな同じなのに不遇な目に合うのは自己責任、というわけだから。…

トムとジェリーは偉大だ。

この間ある大型ショップに買い物に行ったら、キッズコーナーというんですか、親が買い物している間に子供を遊ばせておく場所があって、そこの大型テレビで「トムとジェリー」を流していた。お、トムとジェリーだ、と思ってしばらく見ていると、すっごい面白…

元締めはやはりこの国

dailymotion 2012504707 “密使”が語る原発輸出の舞台裏 10年近く前、ある飲み会に環境問題をやっている研究者の人がいて、言ってた。日本は大量のウランをアメリカから買うことを協定で決められていて、毎年大量に買い続けている。 その時は「売りつけられて…

日本人は洋楽を聞かなくなった?

ピーター・バラカンのラジオを聞いていたら、リスナーからのメールでこんなのが読まれていた。「我々が若い頃は皆洋楽を聞いたものだが、今の日本人は洋楽を聞かなくなった。今の若い者は総じて外に興味を持たなくなっているのではないか。彼らが聞いている…

デモはムダ? /原発についてあれこれ

20120310 3・11から1年 ニッポン再生のキーワード(前) 20120310 3・11から1年 ニッポン再生のキーワード(後) イタリア人ジャーナリストのピオ・デミリア氏。「政府が嘘をつくのは、どこの国でもありうること。私がびっくりするのは、日本人には…

ドイツZDF フクシマのうそ /原発についてあれこれ

Part2 http://www.youtube.com/watch?v=uOgoZDDsRkc すごくよくまとまってて、日本の問題点がヒジョーによくわかる番組(原発問題は日本の問題が凝縮されている)。ドイツ人すげえ。アマカダ〜リ(天下り)。福島第一にいる専門家は皆相当な被曝をしており、…

Televison - Blow Up (CDの整理)

CD処分に当たり整理中。ライブ盤の「Blow Up」を聞き返す。2枚組で1枚目はだるいんだけど、2枚目がカッコ良すぎる。インプロヴィゼーションが長く、Little Johnny Jewel / Friction / Marquee Moon / Satisfaction(ストーンズのカバー) の4曲しか入ってな…

多様な価値観を認める余裕

ヨーロッパ帰りの上杉隆が「ヨーロッパにあって日本にないものは、多様な議論を起こすような、多様な価値観を認める余裕」とラジオで語っている。 多様な価値観か…。たしかに、ない。意見が違う人を頭から否定するし、また意見が違う人のほうもやたら頑なで…

みんな橋下が嫌いなのね

面白いくらい、周りの人たちが全員、橋下が嫌いなので笑ってしまう。嫌いというか、橋下が巨悪だ、敵だと疑いの余地なく完全認定されているらしく、「あの、あの、私は別にいいんじゃないかと、あの」と言いかけるともう総攻撃を食らってしまうので、とって…

韓流エンタメ日本侵攻戦略/小野田衛 本の感想

しばらく前に読んだものだけどメモとして。少しk-popを見ていると、何でこうなんだろう?と謎に思うことがあれこれ出てくる。何でダンスがこれほどプロフェッショナルなのか、に始まって(もともと韓国人が踊り好きでダンスがうまいというのはあるけれど、そ…

ニュースの深層(上杉隆・葉千栄) メモ

葉:日本は(中国より)もっと自由に書けるんですよ。だけどいつの間にか、facebookほとんど、今日は何の料理食べたって写真になるんですよ。上杉:日本のfacebookほどつまんないものないですね。あれはなぜですかね。twitterも言論空間として健全性がないん…

A3/森達也 本の感想

人と話していて「あれ?」と思うことが増えた。友達がこっちの予想もしない反応をかえしてくる。テレビやネットを見ていてもおかしいと思うことはいっぱいあるけど、メディアはそういうもんだろうという気がある。最近の若いモンはわからん、というなら大昔…

いじめ被害者サポートが必要なのでは

引きこもりについての本を読みながらも思ったけれど、いじめを経験して大人になった人たちへのサポート機関のようなものが、日本にはあってもいいのではないかな。 幼少期や成長期に長期に渡りいじめの被害に遭うということは、のちのちのその人の人生から永…

ひきこもりと家族トラウマ/服部雄一 本の感想

先回に引用したブログの引用元の人の本(変な文章)を読んでみた。全体には「そうかなあ?」と思う部分も多かったけど、日本文化論の部分はよかったです。ただ、小谷野さんのように「どこでも同じ」とは言わなくても、まあ、ここまでアメリカ礼賛されると、…

マイノリティにしか見えない社会の真実がある

正月のNHK第2ラジオ「カルチャーラジオ」再放送 野村進のインタビュー。在日韓国人、在外日本人などへの取材を通して。「マイノリティにしか見えない社会の真実がある。自国人よりよく見えるところがある」 私は長い間、知的な人なら「話せばわかる」と当た…

Sinead O'Connor - Damn Your Eyes

数百枚あるCDも整理にかかっている。昔買ったシネイド・オコナーの3曲入りCDの中にこの曲があって、気に入ってよく聞いていた。ジャズっぽいし、誰かのカバーだとは思っていたが、どういう曲なのかぜんぜん知らなかった。youtubeで探したら、もとはエタ・ジ…

Love Sculpture - Sabre Dance

箱に入れて保管していたカセットテープを去年処分した。中にラジオから録音したものがあり、この曲が入っていた。面白いので時々聞いて笑っていた記憶がある。原曲は音楽の時間に聞かされたハチャトゥリアンの剣の舞。検索したらデイヴ・エドモンズが60年代…

のら犬・のら猫 (鴨居羊子コレクション) 本の感想

私が猫好きだからと友達が貸してくれた。鴨居羊子という人をまったく知らなかったのだけど、いろいろと面白かった。読んだ時に思ったのは、日本の女性作家には(きっと他の分野にもあると思うけれど)こういう「ユメユメしいお嬢さんの世界」を持つ人がめん…

NHKラジオ第2のK-POP特集

ラジオ第2で「新春特集!K−POPでハングル三昧」という番組をやってました。1日と2日で各1時間ずつ。ハングル三昧というより「初心者のためのK-POP講座」といった感じで、思ったより面白かった。2日目はソ・テジやチャン・ギハまで紹介してたし、けっこう網羅…

K-POP漬けの年末

2011年の年末は韓国の音楽番組にみっちり付き合って過ごした。なんだかしらないけど、向こうはすごいです。29日から連日、TV局3局がそれぞれ音楽番組をやるのだけど、それぞれ3時間とか4時間とか生でやるんですね。出演する歌手はだいたい共通していて、つま…

「ヤクザと原発 〜福島第一潜入記」 鈴木智彦×青木理

すごいことする人がいるもんだわ。 外国人特派員協でのスピーチや、隠し撮りしたビデオもyoutubeに上がってる。 特派員協会での質問で「昔は借金のカタにマグロ漁船に乗れという話があったが、これからは原発で働け、となるのだろうか」というのがあり、鈴木…

モノの整理

去年から今年にかけて、1年間に引越しを4回(うち半年で3回)した。オタク的なところがあるので、今まで「モノが多い」ということにあまり疑問を持ってこなかったけれど、さすがに荷物をたくさん抱えているのが馬鹿らしくなった。部屋を探す時に、ほかの条件…

videonews.comから

2011年12月03日ニュースコメンタリー http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/002185.php 青木理「韓国の金大中(元)大統領が言っていました。日本人は非常に尊敬するし、彼は植民地時代に育ってるから日本語もペラペラだったんだけど、尊敬する…

久々にマル激

いくつか見たい回があったので、久々にvideonews.comに入った(あまりにもM氏が嫌いなので、お金を払って見る気にはなれず普段は入ってない)。「噂の真相」元副編集長の川端幹人氏の回が面白かった。編集長の岡留氏とは今まで3度ほど大ゲンカしたが、「君は…